ビデオの初期状態の設定
ビデオ通話を開始したり、音声通話からビデオ通話に切り替えたりする時に適用されるローカルユーザーのビデオの初期状態を設定できます。
| 対応する通話タイプ | SDKの最低バージョン |
|---|---|
| 1対1通話、グループ通話(カンファレンス) | WebPlanetKit 5.2 |
概要
通話開始APIとビデオ通話切り替えAPIの引数として、ブーリアン型のcameraOnを追加してビデオの初期状態を設定できます。cameraOnの値によって、ビデオの初期状態は次のように設定されます。
cameraOnがtrueの場合、カメラがオンになり、カメラでキャプチャーしたビデオが転送されます。cameraOnがfalseの場合、カメラがオフのままで、ビデオは転送されません。
Note
- 通話開始APIとビデオ通話転換APIの
cameraOnのデフォルト値は、trueです。 cameraOnをfalseに設定すると、ローカルユーザーのビデオが転送されません。以降、ローカルユーザーのビデオをキャプチャーして転送するには、resumeMyVideo()を呼び出す必要があります。- WebPlanetKit 5.2以下のバージョンでは、
cameraOn機能をvideoEnabledという名前で提供しています。
ビデオ通話開始時のビデオの初期状態設定
MakeCallParamsやVerifyCallParams、またはConferenceParamsにcameraOnを追加し、ビデオの初期状態を設定できます。
-
1対1通話
// Caller side
const makeCallParams = {
...,
cameraOn: false
};
planetKit.makeCall(makeCallParams);// Callee side
const verifyCallParams = {
...,
cameraOn: false
};
planetKit.verifyCall(verifyCallParams); -
グループ通話
const conferenceParams = {
...,
cameraOn: false
};
planetKit.joinConference(conferenceParams);
ビデオ通話切り替え時のビデオの初期状態設定
1対1通話またはグループ通話でビデオ通話を有効にする際にenableVideo()のEnableVideoOptionsにcameraOnを追加し、ビデオの初期状態を設定することができます。詳しくは、音声通話中のビデオ通話の有効化を参照してください。