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Version: 5.4

クラウド通話レコーディング

LINE Planetは、リクエストによって特定の1対1通話をクラウドでレコーディングするクラウド通話レコーディング機能を提供しています。ここでは、PlanetKitでクラウド通話レコーディング機能を使用する方法について説明します。

対応する通話タイプSDKの最低バージョン
1対1通話5.2
Warning

クラウド通話レコーディング機能を使用するには、事前にLINE Planetチームと相談する必要があります。LINE Planetチームにお問い合わせください。

クラウド通話レコーディングを有効にする

発信者または受信者はコールセットアップ(call setup)プロセス中にクラウド通話レコーディングを有効にすることができます。

Tip

1対1通話のセットアップの流れについて詳しくは、1対1通話フローを参照してください。

発信者側

発信者は通話を作成(make)する際にクラウド通話レコーディングを有効にすることができます。

発信者側でクラウド通話レコーディングを有効にするには、MakeCallParamsオブジェクトを作成する際にrecordOnCloudtrueに設定し、MakeCallParamsオブジェクトを引数としてmakeCall()を呼び出します。

const callMakeParams = {
myId: 'MY_ID',
myServiceId: 'MY_SERVICE_ID',
peerId: 'PEER_ID',
peerServiceId: 'PEER_SERVICE_ID',
accessToken: 'ACCESS_TOKEN',
recordOnCloud: true,
...
};

planetKit.makeCall(callMakeParams);

受信者側

受信者は通話に応答(accept)する際に、クラウド通話レコーディングを有効にすることができます。

受信者側でクラウド通話レコーディングを有効にするには、acceptCall()を呼び出す際にrecordOnCloudtrueを渡します。

planetKit.acceptCall(true);

クラウド通話レコーディングに関するイベントの受信

クラウド通話レコーディング関連のイベントを受信できます。このイベントは、レコーディングの有効状態と無効の理由などの情報を渡します。

クラウド通話レコーディングステータスが更新されたら、evtRecordOnCloudUpdatedコールバックが呼び出されます。evtRecordOnCloudUpdatedコールバックは次のような情報を提供します。

パラメータータイプ説明
activatedbooleanクラウド通話レコーディングが有効かどうかを示します。
deactivateReasonRECORD_ON_CLOUD_DEACTIVATE_REASONクラウド通話レコーディングが無効になった理由を示します。
  • INTERNAL:内部エラーが発生しました。
  • ACTIVATION_FAILED:クラウドレコーディングに失敗しました。
activatedtrueの場合はこのパラメーターは無効です。

関連API

クラウド通話レコーディングに関連するAPIは次のとおりです。