通話解除の理由
通話が終了すると、通話タイプによって1対1通話のイベントコールバックまたはグループ通話のイベントコールバックが呼び出されます。コールバックで渡されたクエリパラメーターを確認することで、通話が終了した理由を把握できます。
通話解除の理由は、次のタイプに分類されます。
タイプ | 説明 | 関連パラメーターキー | 備考 |
---|---|---|---|
Simple | Q.850コード。6つのコードのみ対応します。 | terminate | 1対1通話のみ |
LINE Planetの定義 | LINE Planetが定義した通話解除の理由。クライアントとサーバーで共通の値を使用します。 | disconnect_reason 、releaser_type | |
アプリケーション定義 | アプリケーションが定義した通話解除の理由です。 | user_rel_code | |
デバッグ | 通話解除関連の低レベルのデータです。 | rel_code 、rel_code_str |
Simpleコード
terminate
パラメーターは、Q.850コードの中から6つのコードだけを使用します。
定義 | Q.850原因コード |
---|---|
NORMAL_RELEASED | 16 コールバックパラメーターduration が0より大きければ、コールバックパラメーターterminate は16になります。 |
CANCELED | 77 |
REJECTED | 21 |
BUSY | 17 |
NO_ANSWER | 18 |
else | 127 |
LINE Planet定義コード(Disconnect reason)
LINE Planetは、クライアントとサーバーに共通して定義された通話終了の理由とソースに関する情報を提供します。この値は、1対1通話のイベントコールバックまたはグループ通話のイベントコールバックのdisconnect_reason
とreleaser_type
パラメーターとして渡されます。
disconnect_reason
とreleaser_type
について詳しくは、通話切断の理由を参照してください。
アプリケーション定義コード
アプリケーション独自で通話解除の理由を定義するには、user_rel_code
を使用できます。通話が解除されたとき、アプリケーションはPlanetKitを利用して文字列形式で独自の理由を定義します。この文字列は、user_rel_code
に含まれ、LINE Planetサーバーからアプリサーバーへ渡されます。
デバッグ用のコード
LINE Planetは、通話が切断されたとき、rel_code
、rel_code_str
を利用して何が起こったのかを追跡できます。