PlanetKit 5.2リリース
PlanetKit 5.2
PlanetKit 5.2がリリースされました。
Android | iOS | macOS | Windows |
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5.2.20 | 5.2.8 | 5.2.8 | 5.2.13 |
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音声品質を改善
- エコー除去性能が向上しました。
- 機械学習に基づいて開発したMLAEC(machine learning-based acoustic echo cancellation)を適用します。
- 特に、音が出力されると同時に話すときのエコー除去性能が向上しました。
- 通話タイプ:1対1通話、グループ通話
- OS Type:macOS、Windows
- WebPlanetKitは該当しません。
- エコー除去性能が向上しました。
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1対1通話のクラウドレコーディング機能を追加
- 1対1通話をするとき、メディアデータを指定されたストレージに保存できます。
- 通話ごとにレコーディングするかどうかを選択できます。
- OS Type:Android、iOS、macOS、Windows
- WebPlanetKitは、今後サポート予定です。
- 機能の詳細なスペックのお問い合わせや使用をご希望の場合は、お問い合わせまでご連絡ください。
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画面共有 - ビデオ共有モードをサポート
- 画面共有をする際にビデオ共有モードを有効にすると、ビデオコンテンツをよりスムーズに再生して共有します。
- ビデオ共有モードを有効にすると、1秒あたりのエンコーディングフレーム数が増加するため、CPUとメモリの使用量が一部増加する場合があります。
- 通話タイプ:1対1通話、グループ通話
- OS Type:Android、iOS、macOS、Windows
- WebPlanetKitは該当しません。
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グループ通話のルームプロパティを削除
- 従来は
joinConference()
を呼び出す際にルームプロパティを設定し(DEFAULT
またはSUBGROUP
)、ルームプロパティが同じでなければ参加できませんでした。 - PlanetKit 5.2からは上記のような制限を取り除き、すべてのルームプロパティは従来の
SUBGROUP
として定義されます。- 例えば、通訳のためのルーム(既存のルームプロパティは
SUBGROUP
)に、Polycomなどのビデオ会議設備(既存のルームプロパティはDEFAULT
)で参加できます。
- 例えば、通訳のためのルーム(既存のルームプロパティは
- PlanetKit 5.2以前のバージョンを使用していても、同じルームに参加できます。つまり、PlanetKitのバージョンに関係なくルームを作成して参加できます。
- これに関連して、次のドキュメントでルームプロパティの設定内容が削除されました。
- これにより「WRONG_ROOM_ATTR」終了コードは発生しません。詳細は、通話切断の理由をご参照してください。
- ただし、サブグループをサポートしないバージョンのPlanetKitで実装されたアプリケーションを使用してサブグループのあるルームに参加すると、互換性の問題が発生する可能性があるため、注意が必要です。
- 例えば、サブグループをサポートしていない端末が
SUBGROUP
プロパティが適用されたルームに参加した場合、サブグループ内のメディアを受信することはできません。
- 例えば、サブグループをサポートしていない端末が
- WebPlanetKitは該当しません。
- 従来は
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短いデータ送信長さの制限を変更
- 従来はデータ型の長さとデータの長さの合計が900バイトを超えないようにしていました。
- PlanetKit 5.2からはデータ型とデータそれぞれにサイズ制限を適用します。つまり、データ型の長さは100バイト以下、データの長さは800バイト以下でなければなりません。
- これに関連して、以下のドキュメントが更新されました。
- Android短いデータの送信
- iOS/macOS短いデータの送信
- Windows短いデータの送信
- WebPlanetKitは修正予定です。
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MyMediaStatus
classを追加- グループ通話でローカルユーザーのメディア状態を購読できる資料型です。
- 利便性のために提供するものであり、必ずしも実装する必要はありません。
- GUIのあるアプリケーションでローカルユーザーの画面を描画する場合、別途の通話コンテキストなしで、
MyMediaStatus
のイベントのみを参照して適切に画面を表示できます。 - OS Type:iOS、macOS、Windows(Androidでは機能のため、
PlanetKitMyView
がこのクラスを置き換えます) - WebPlanetKitは該当しません。
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終了コード説明の変更
- 前バージョンであるPlanetKit 5.1から、サーバーコールバックとPlanetKit SDK両方とも共通の終了コードを使用できます。
- 説明については、本ドキュメントサイトのヘルプ > トラブルシューティング > 通話切断の理由をご参照してください。
- 実際のSDKで使用されるコードはプラットフォームによって異なりますが、発生原因は上記の「通話切断の理由」をご参照してください。
- プラットフォーム別のコードは、本ドキュメントサイトのSDK > (プラットフォーム/バージョン) > 参考ドキュメント > 通話切断の理由で提供しており、原因に対するマッピングテーブルを提供しています。
- Android 通話切断の理由
- iOS/macOS 通話切断の理由
- Windows 通話切断の理由
- WebPlanetKitは近日中に追加予定です。
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APIの変更
- その他にも、明確性を改善するためにAPI名を変更しました。今回のバージョンのAPIの変更履歴は次のとおりです。
- Android APIの変更履歴
- iOS/macOS APIの変更履歴
- Windows APIの変更履歴
マイルストーンの更新
マイルストーンが更新されました。開発にご参考ください。
リリースノート
プラットフォームごとにリリースノートを詳しく作成しています。PlanetKit 5.2からはこのドキュメントサイトに投稿します。開発にご参考ください。
- Android向けPlanetKit 5.2 リリースノート
- iOS向けPlanetKit 5.2 リリースノート
- macOS向けPlanetKit 5.2 リリースノート
- Windows向けPlanetKit 5.2 リリースノート
PlanetKit 5.2はJupiter 5.8をベースにしています。