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PlanetKit 5.2リリース

PlanetKit 5.2

PlanetKit 5.2がリリースされました。

AndroidiOSmacOSWindows
5.2.205.2.85.2.85.2.13
  1. 音声品質を改善

    • エコー除去性能が向上しました。
      • 機械学習に基づいて開発したMLAEC(machine learning-based acoustic echo cancellation)を適用します。
      • 特に、音が出力されると同時に話すときのエコー除去性能が向上しました。
    • 通話タイプ:1対1通話、グループ通話
    • OS Type:macOS、Windows
    • WebPlanetKitは該当しません。
  2. 1対1通話のクラウドレコーディング機能を追加

    • 1対1通話をするとき、メディアデータを指定されたストレージに保存できます。
    • 通話ごとにレコーディングするかどうかを選択できます。
    • OS Type:Android、iOS、macOS、Windows
    • WebPlanetKitは、今後サポート予定です。
    • 機能の詳細なスペックのお問い合わせや使用をご希望の場合は、お問い合わせまでご連絡ください。
  3. 画面共有 - ビデオ共有モードをサポート

    • 画面共有をする際にビデオ共有モードを有効にすると、ビデオコンテンツをよりスムーズに再生して共有します。
    • ビデオ共有モードを有効にすると、1秒あたりのエンコーディングフレーム数が増加するため、CPUとメモリの使用量が一部増加する場合があります。
    • 通話タイプ:1対1通話、グループ通話
    • OS Type:Android、iOS、macOS、Windows
    • WebPlanetKitは該当しません。
  4. グループ通話のルームプロパティを削除

    • 従来はjoinConference()を呼び出す際にルームプロパティを設定し(DEFAULTまたはSUBGROUP)、ルームプロパティが同じでなければ参加できませんでした。
    • PlanetKit 5.2からは上記のような制限を取り除き、すべてのルームプロパティは従来のSUBGROUPとして定義されます。
      • 例えば、通訳のためのルーム(既存のルームプロパティはSUBGROUP)に、Polycomなどのビデオ会議設備(既存のルームプロパティはDEFAULT)で参加できます。
    • PlanetKit 5.2以前のバージョンを使用していても、同じルームに参加できます。つまり、PlanetKitのバージョンに関係なくルームを作成して参加できます。
    • これに関連して、次のドキュメントでルームプロパティの設定内容が削除されました。
    • これにより「WRONG_ROOM_ATTR」終了コードは発生しません。詳細は、通話切断の理由をご参照してください。
    • ただし、サブグループをサポートしないバージョンのPlanetKitで実装されたアプリケーションを使用してサブグループのあるルームに参加すると、互換性の問題が発生する可能性があるため、注意が必要です。
      • 例えば、サブグループをサポートしていない端末がSUBGROUPプロパティが適用されたルームに参加した場合、サブグループ内のメディアを受信することはできません。
    • WebPlanetKitは該当しません。
  5. 短いデータ送信長さの制限を変更

    • 従来はデータ型の長さとデータの長さの合計が900バイトを超えないようにしていました。
    • PlanetKit 5.2からはデータ型とデータそれぞれにサイズ制限を適用します。つまり、データ型の長さは100バイト以下、データの長さは800バイト以下でなければなりません。
    • これに関連して、以下のドキュメントが更新されました。
  6. MyMediaStatusclassを追加

    • グループ通話でローカルユーザーのメディア状態を購読できる資料型です。
    • 利便性のために提供するものであり、必ずしも実装する必要はありません。
    • GUIのあるアプリケーションでローカルユーザーの画面を描画する場合、別途の通話コンテキストなしで、MyMediaStatusのイベントのみを参照して適切に画面を表示できます。
    • OS Type:iOS、macOS、Windows(Androidでは機能のため、PlanetKitMyViewがこのクラスを置き換えます)
    • WebPlanetKitは該当しません。
  7. 終了コード説明の変更

    • 前バージョンであるPlanetKit 5.1から、サーバーコールバックとPlanetKit SDK両方とも共通の終了コードを使用できます。
    • 説明については、本ドキュメントサイトのヘルプ > トラブルシューティング > 通話切断の理由をご参照してください。
    • 実際のSDKで使用されるコードはプラットフォームによって異なりますが、発生原因は上記の「通話切断の理由」をご参照してください。
    • プラットフォーム別のコードは、本ドキュメントサイトのSDK > (プラットフォーム/バージョン) > 参考ドキュメント > 通話切断の理由で提供しており、原因に対するマッピングテーブルを提供しています。
  8. APIの変更

マイルストーンの更新

マイルストーンが更新されました。開発にご参考ください。

リリースノート

プラットフォームごとにリリースノートを詳しく作成しています。PlanetKit 5.2からはこのドキュメントサイトに投稿します。開発にご参考ください。

PlanetKit 5.2はJupiter 5.8をベースにしています。