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Version: 5.5

1対1通話フロー

ここでは、LINE Planetの1対1通話フローについて説明します。

下図にて、アプリクライアントとアプリサーバーはアプリケーション側に属しており、PlanetKitとLINE Planet CloudはLINE Planet側に属しています。

Tip

下図にて、緑色の矢印は、PlanetKitが提供するクライアントAPIを示します。赤色の矢印は、LINE Planet Cloudが呼び出すアプリサーバーのコールバックを示します。

通話開始

下図は、LINE Planetのコールセットアップ(call setup)の流れを示しています。ただし、コールセットアップの流れは、アプリケーションの要件によって異なる場合があります。

1対1通話におけるコールセットアップのシーケンス図
  1. 発信者が通話をリクエストすると、発信者のアプリクライアントがmakeCall()を呼び出します。
  2. Planet CloudがNotifyコールバックを呼び出し、アプリサーバーに新しい1対1通話を通知します。
  3. アプリサーバーが受信者のアプリクライアントにプッシュ通知を送ります。
  4. 発信者のアプリクライアントでdidWaitConnectイベントが発生します。発信者のアプリクライアントは、受信者の応答を待ちます。
  5. 受信者のアプリクライアントがverifyCall()を呼び出し、通話を確認します。通話が確認されたら、受信者のアプリクライアントでdidVerify イベントが発生します。
  6. 受信者が通話に応答すると、受信者のアプリクライアントがacceptCall()を呼び出します。電話がつながると、発信者と受信者のアプリクライアントの両方でdidConnectイベントが発生します。

通話切断

ユーザーが通話を切断したときの流れは、以下のとおりです。

1対1通話切断シーケンス図
  1. 発信者または受信者が通話を切断すると、通話を切断したユーザーのアプリクライアントがendCall()を呼び出します。
  2. 通話が切断されると、発信者と受信者両方のアプリクライアントでdidDisconnectイベントが発生します。
  3. Planet Cloudが1対1通話のイベントコールバックを呼び出し、アプリサーバーに通話の切断を通知します。

関連API

1対1通話に関連するAPIは、以下のとおりです。

クライアント向けAPI

メソッド

イベント

サーバーAPI

関連サンプルコード