バーチャル背景
ビデオ通話中にバーチャル背景（virtual background）機能を使用して、背景をぼかしたり画像に置き換えたりすることができます。ここでは、バーチャル背景機能の使い方について説明します。
| 対応する通話タイプ | SDKの最低バージョン |
|---|---|
| 1対1通話 | 0.8 |
Note
iOSアプリの場合、バーチャル背景機能は、次のデバイスおよびOSバージョンと互換性があります。
- iPhone 12以上のモデル、iOS 15以上
Warning
バーチャル背景効果を適用すると、CPU使用率が増加します。
概要
PlanetKitCameraクラスは、バーチャル背景機能のためのAPIを提供します。APIはシングルトンインスタンス PlanetKitCamera.instanceで使用できます。
ぼかし背景を設定する
背景にぼかし（blur）効果を適用するには、setVirtualBackgroundWithBlur()メソッドを呼び出します。
int radius = 15;
PlanetKitCamera.instance.setVirtualBackgroundWithBlur(radius)
setVirtualBackgroundWithBlur()メソッドには、バーチャル背景に適用するガウスぼかし（Gaussian blur）の半径を定めるためのradiusを引数として渡すことができます。radiusは1から25までの値に設定でき、デフォルトは15です。radiusが大きいほど結果はぼやけます。
画像を背景に設定する
背景を画像に置き換えるには、イメージURIの文字列を引数としてsetVirtualBackgroundWithImage()メソッドを呼び出します。
String fileUri = "URI_TO_IMAGE";
PlanetKitCamera.instance.setVirtualBackgroundWithImage(fileUri)
バーチャル背景を解除する
バーチャル背景を解除するには、clearVirtualBackground()メソッドを呼び出します。
PlanetKitCamera.instance.clearVirtualBackground()
関連API
バーチャル背景機能に関連するAPIは次のとおりです。