メディア統計
PlanetKit SDKは最近のメディア統計を維持するためにPlanetKitStatistics
を提供します。
対応する通話タイプ | SDKの最低バージョン |
---|---|
1対1通話 | 0.8 |
メディア統計の概要
メディア統計はSDK内部で200ミリ秒ごとに更新されます。アプリケーションは最新の統計を読み取り、関連するUIを周期的に更新できます。
ただし、読み取り間隔が統計情報の更新周期である200ミリ秒より短ければ、変更がない場合があるため、注意が必要です。更新間隔をどのように設定すべきか分からない場合は、1000ミリ秒に設定することをお勧めします。
PlanetKitStatistics
はストリームタイプごとに提供されます。下表は、ストリームタイプごとに提供している統計情報です。
ストリームタイプ | パケット損失率 (0〜1) | ネットワークジッター (msec) | ビットレート (bps) | レイテンシー (msec) | ビデオ解像度 (水平x垂直) | ビデオ FPS (フレーム/秒) |
---|---|---|---|---|---|---|
オーディオ受信 | 提供 | 提供 | 提供 | 提供 | 非提供 | 非提供 |
オーディオ送信 | 提供 | 提供 | 提供 | 提供 | 非提供 | 非提供 |
ビデオ受信 | 提供 | 提供 | 提供 | 提供 | 提供 | 提供 |
ビデオ送信 | 提供 | 提供 | 提供 | 提供 | 提供 | 提供 |
共有画面受信 | 非提供 | 非提供 | 非提供 | 非提供 | 非提供 | 非提供 |
共有画面送信 | 非提供 | 非提供 | 非提供 | 非提供 | 非提供 | 非提供 |
メディア統計を有効にする
メディア統計を有効にするには、通話タイプによって以下の設定を適用します。
Note
- メディア統計のデフォルト設定は、無効になっています。
- メディア統計に関するAPIの詳細は、APIリファレンスを参照してください。
発信者側でメディア統計を有効にするには、makeCall()
を呼び出す前にPlanetKitMakeCallParamBuilder
でsetEnableStatistics(true)
に設定します。
受信者側でメディア統計を有効にするには、verifyCall()
を呼び出す前にPlanetKitVerifyCallParamBuilder
でsetEnableStatistics(true)
に設定します。
メディア統計を取得する
メディア統計を取得するには、PlanetKitCall
のgetStatistics()
を呼び出します。
関連API
メディア統計機能に関連するAPIは次のとおりです。