PlanetKitの初期化
アプリケーションでLINE Planetの機能を使用する前にPlanetKitを初期化する必要があります。
初期化
PlanetKitManager.instance.initializePlanetKit()
を呼び出してPlanetKitを初期化します。
呼び出す際には、サーバーURLを設定する必要があります。サーバーURLの設定について詳しくは、開発環境を参照してください。
Future<void> initializePlanetKit() async {
final serverUrl = "SERVER_URL";
final initParam = PlanetKitInitParam(
logSetting: PlanetKitLogSetting(
enabled: true,
logLevel: PlanetKitLogLevel.silent,
logSizeLimit: PlanetKitLogSizeLimit.small),
serverUrl: serverUrl);
final result =
await PlanetKitManager.instance.initializePlanetKit(initParam);
}
ログの設定
デバッグを行うには、初期化の際にPlanetKitInitParam
のlogSetting
のメンバーを設定してログの取得を有効にし、ログの設定を行う必要があります。
ロギングの有効化
ログの取得を有効にするには、enable
をtrue
に設定します。デフォルトの設定は、無効になっています。
Note
ログは、ファイルへの出力のみ可能です。
ログレベルの設定
ログレベルを設定して、デバッグ情報の出力レベルを調整できます。
ログレベルを設定するには、logLevel
をPlanetKitLogLevel
のいずれかの値に設定します。使用できるログレベルの設定は、次のとおりです。
silent
:PlanetKitがデバッグ情報を出力しません。(デフォルト値)simple
:PlanetKitが簡単なデバッグ情報を出力します。detailed
:PlanetKitが詳細なデバッグ情報を出力します。
Note
LINE Planetチームにデバッグを依頼する際には、detailed
レベルで生成されたログファイルを共有してください。
ログサイズの制限設定
ログファイルの全体のサイズ制限を設定するには、logSizeLimit
をPlanetKitLogSizeLimit
のいずれかの値に設定します。使用できるログサイズの制限設定は、次のとおりです。
small
:ログファイルの全体のサイズ制限は、16MBです。medium
:ログファイルの全体のサイズ制限は、64MBです。large
:ログファイルの全体のサイズ制限は、256MBです。(デフォルト値)unlimited
:ログファイルの全体のサイズに制限はありません。
ログファイルの保存先
ログファイルの保存先は、ネイティブプラットフォームによって異なります。
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iOS
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アプリケーションライブラリのディレクトリ内の
PlanetKit
ディレクトリの下// example
/var/mobile/Containers/Data/Application/ABD77C83-FBD4-4A1B-8DBD-C968336785D1/Library/PlanetKit
-
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Android
-
アプリケーションファイルのディレクトリ内の
planet
ディレクトリの下// example
/sdcard/Android/data/com.app.test.demo/files/planet
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