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Version: 6.1

バーチャル背景

ビデオ通話中にバーチャル背景（virtual background）機能を使用して、背景をぼかしたり画像に置き換えたりすることができます。ここでは、バーチャル背景機能の使い方について説明します。

対応する通話タイプSDKの最低バージョン
1対1通話、グループ通話（カンファレンス）PlanetKit 5.4
Note

PlanetKit 5.5.1からPlanetKitPluginProviderVirtualBackgroundクラスは、別途のプラグイン（plugin-virtualbackground）として提供します。

Warning

バーチャル背景効果を適用すると、CPU使用率が増加します。

概要​

PlanetKitPluginVirtualBackgroundクラスは、バーチャル背景機能のためのAPIを提供します。バーチャル背景機能のためのAPIを使用するには、使用するSDKバージョンに応じて以下の手順に従ってください。

PlanetKit 5.5.1以上​

  1. build.gradleファイルに以下の従属性を追加してください。

    implementation ('com.linecorp.planetkit:plugin-virtualbackground:1.0.0') {
      exclude group: 'com.linecorp.planetkit', module: 'planetkit'
    }

  2. バーチャル背景プラグインを適用してください。

    val plugin = PlanetKitPluginProviderVirtualBackground.getPlugin()
    PlanetKit.getCameraManager().setVirtualBackgroundPlugin(plugin)

PlanetKit 5.5.0​

バーチャル背景プラグインを適用します。

val plugin = PlanetKitPluginProviderVirtualBackground.getPlugin()
PlanetKit.getCameraManager().setVirtualBackgroundPlugin(plugin)

ぼかし背景を設定する​

背景にぼかし（blur）効果を適用するには、setVirtualBackgroundWithBlur()メソッドを呼び出します。

plugin.setVirtualBackgroundWithBlur()

setVirtualBackgroundWithBlur()メソッドには、バーチャル背景に適用するガウスぼかし（Gaussian blur）の半径を定めるためのradiusを引数として渡すことができます。radiusは1から25までの値に設定でき、デフォルトは15です。radiusが大きいほど結果はぼやけます。

画像を背景に設定する​

背景を画像に切り替えるには、Bitmap画像を引数として、setVirtualBackgroundWithImage()メソッドを呼び出します。

val backgroundImage: Bitmap
plugin.setVirtualBackgroundWithImage(backgroundImage)

バーチャル背景のタイプを確認する​

現在、使用中のバーチャル背景のタイプを確認するには、getCurrentVirtualBackgroundType()メソッドを呼び出します。返却されたVirtualBackgroundTypeは、NONE、BLUR、IMAGEのいずれかです。

val backgroundType = plugin.getCurrentVirtualBackgroundType()

バーチャル背景を解除する​

バーチャル背景を解除するには、clearVirtualBackground()メソッドを呼び出します。

plugin.clearVirtualBackground()

関連API​

バーチャル背景機能に関連するAPIは次のとおりです。