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Version: 5.5

PlanetKitの初期化

アプリケーションでLINE Planetの機能を使用する前にPlanetKitを初期化する必要があります。

Tip

ここで触れているのは、初期化に関するサンプルコードです。PlanetKit SDKを使用した全体のクライアントコードは、デモアプリのソースコードで確認できます。

初期化

PlanetKit.PlanetKitConfigurationオブジェクトを引数にPlanetKit.initialize()を呼び出してPlanetKitを初期化してください。このとき、必ずplanet_base_urlを設定する必要があります。

class YourApplication : Application() {
override fun onCreate() {
...
val configBuilder = PlanetKit.PlanetKitConfiguration.Builder(this)
.setServerUrl(planet_base_url)
.enableLog(true)
.setLogLevel(PlanetKitLogLevel.SIMPLE)
.setLogSizeLimit(PlanetKitLogSizeLimit.SMALL)

PlanetKit.initialize(configBuilder.build()) { isSuccessful, isVideoHwCodecSupport, userAgent ->
// Implement the completion callback if necessary
}
...
}
}

ログの設定

デバッグするには、PlanetKit.PlanetKitConfiguration.Builderのメソッドを使用します。初期化中のログの取得を有効にしてから設定する必要があります。

ロギングの有効化

ログの取得を有効にするには、enableLog()を呼び出す際にtrueを引数で渡します。ロギングのデフォルト設定は、無効になっています。

Note

PlanetKit 5.1以上のバージョンから、ファイルでのログ出力のみ可能です。

ログレベルの設定

ログレベルを設定して、デバッグ情報の出力レベルを調整できます。

ログレベルを設定するには、PlanetKitLogLevelの値のいずれかと共にsetLogLevel()を使用してください。使用できるログレベルの設定は、次のとおりです。

  • SILENT:PlanetKitがデバッグ情報を出力しません。(デフォルト値)
  • SIMPLE:PlanetKitが簡単なデバッグ情報を出力します。
  • DETAILED:PlanetKitが詳細なデバッグ情報を出力します。
Note
  • PlanetKit 5.2以上のバージョンからログレベルが変更されました。
  • LINE Planetチームにデバッグを依頼するためには、DETAILEDレベルで生成されたログファイルを共有してください。

ログサイズの制限設定

ログファイルの全体のサイズ制限を設定するには、PlanetKitLogSizeLimitの値のいずれかと、setLogSizeLimit()を使用します。使用できるログサイズの制限設定は、次のとおりです。

  • SMALL:ログファイルの全体のサイズ制限は、16MBです。
  • MEDIUM:ログファイルの全体のサイズ制限は、64MBです。
  • LARGE:ログファイルの全体のサイズ制限は、256MBです。(デフォルト値)
  • UNLIMITED:ログファイルの全体のサイズに制限はありません。

関連サンプルコード

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